「女教皇ヨハンナ」映画版を観た
いくら待っても日本公開は無さそうなので、ドイツ在住の友人におねだりしてDVDを送ってもらいました
(ライゼさんありがとう!):
●原作の感想:http://d.hatena.ne.jp/shippopo/20060515
●映画化について:http://d.hatena.ne.jp/shippopo/20091029
なんか最近似たような筋のドラマを観ていたような…と考えてみたら池上永一「テンペスト」でした:
(ドラマはNHK−BSで放映。原作も主演の仲間さんも好きなので結構喜んで観ていたのだがCGはチャチだった…)
古来より賢い女性がその才能を伸ばそうとする際の苦難や対処法は東西を問わぬのね…と思うと色々考えさせられます。
片や伝説、片やエンタメではありますが、細かく比較してみると面白そう。
映画は丁寧に作りこまれていてかなり見応えがありました。映画館で観ていたらちょっとバテちゃったかも。
主演のヨハンナ・ヴォカレク、以前観た映画『アイガー北壁』では「うわーヒロインなのに微妙な顔立ち、さすがドイツ(?)」
と思っていたのにそのあと観た『バーダー・マインホフ』では結構いい女風で、うーん女優って怖いと感じ入っていたのですが
今回の役は中世/中性的な顔立ちがハマっていてとても良かったです。当たり役ですね。少女時代の子役2人もピッタリでした。
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宗教的な問題から上映国はかなり限られてしまったそうですが、日本の場合はそんなこともなかろうと思うんですけど
DVDすら出ないというのはちょっと勿体ない気がします。でもやっぱりウケないんだろうなあ。