2011年ベスト


Twitterでは呟いたけど、遠くに流されないうちにここでもまとめ(多少修正あり):


<小説(読了順、リンクは読了時の感想)>
馬を盗みに」:重い内容ながら透明感にあふれた文章。
ミステリウム」:海外もので一冊と言われたらこれ。
雪の練習生」:国内もので一冊と言われたらこれ。
箱庭図書館」:久々の乙一
チボの狂宴」:個人的には「ワオ」よりこっち。
犯罪」:2作目の翻訳もそろそろ出るようで。
週末」:なんだかんだ言ってシュリンク好き。
ウルフ・ホール」:実はドラマ「チューダーズ」にハマった一年…。
「ゴランノスポン」:町田康の安定感はハンパない。
ネザーランド」:陳腐になりがちな主題を上手く扱っている。
「これはペンです」:これで芥川賞獲れないんだー。今回はどうかな?


<小説以外(読了順、リンクは読了時の感想)>
ヨーロッパの形−螺旋の文化史」:文様好きなら是非!
美術館をめぐる対話」:建築家から見た美術館とは。
ベルリン音楽異聞]」:硬軟取り混ぜた面白さ。
「女ぎらい」:上野千鶴子の安定感もハンパない。
フォントのふしぎ」:友人にプレゼントするならこの一冊。
括弧の意味論」:いろいろ面白いこと考えるねえ。
サムライブルーの料理人」:震災で状況も色々変わったでしょうが、頑張ってほしい。
縞のミステリー」:これも文様好きならおススメ。
イスラム飲酒紀行」:こういう友達がいたら楽しい(大変だけど)。
聖書を語る」:異色ながらではの読み応え。
パチンコがアニメだらけになった理由」:パチンコ業界のことは全然知らなかったけど凄く面白かった!
「ラーメンと愛国」:この人の取り上げるテーマはいつも興味深い。ラーメンポエムって良いなあ(笑)。
「最初の刑事」:探偵小説より面白いノンフィクション。
現代日本建築家列伝」:時系列にまとめてあって非常に分かりやすい。
デスマスク」:岡田先生、ちゃんと休んでください。
海の向こうに本を届ける」:先駆者の尽力に感謝。


今年も良い本に巡り合えますように。