「東京のハーケンクロイツ」(中村綾乃)


図書館にて借出し:


東京のハーケンクロイツ 東アジアに生きたドイツ人の軌跡

東京のハーケンクロイツ 東アジアに生きたドイツ人の軌跡


副題の「東アジアに生きたドイツ人の軌跡」の方がより正確に内容を示していると思いました。
実際、本文の3分の2くらいは2つの大戦前後の上海や青島のドイツ人社会や学校についての記述です。


読み物として面白いというよりは、興味深い研究資料といった感じ。もっと詳しく知りたくなるような
エピソードは多いので、ここから更に何か広がることを期待します。