「北原照久の超驚愕現代アート展」(於:六本木ヒルズ)


北原氏については「TVで良く見るおもちゃコレクター」としか知らなかったのですが、
好きだったムットーニ(武藤政彦)の作品もあって面白そう!と行ってきました:


●公式サイト:http://kitahara-collection.com/roppongihills/


現代アートといっても小難しいものではなく、北原氏の本業(?なの?)であるアンティークのおもちゃ収集と
地続きであることが良く分かるコレクションでした。「ごあいさつ」で北原氏が寄せている言葉:

僕のコレクションは、圧倒的に古いものが多いが、現在では作り手の顔は見えないし実際に会うことも出来ない。
その点、現代アートの作品は収集しながら作り手とコミュニケーションがとれ、体験談や作る過程を聞かせて
もらいながら、作品を分かち合えるのは至福の時である。


とあるように、その作品や作者に惹かれた理由がパネル内できちんと説明されており、モノだけじゃなくて、
モノを通じてヒトと接するのも好きなんだなあとしみじみ感じました。


ムットーニの作品は展示自体は結構あったものの、実際に動かしてくれないと本当の魅力が分からない…(涙)
本人来場の11月6日に再訪しないと駄目かなあ…でも行けそうにない…。


他、個人的に気になったアーティスト:
●柳生忠平:http://yagyu-chubei.com/
●佐藤眞人(絶対少年):http://members.jcom.home.ne.jp/zettai-shonen/


ちなみに私のフィギュア・からくり好きは、アニメ経由じゃなくて若い頃に↓のような本を読みふけったからです
(まあもうあんまり関係ないけど):

ロンドンの見世物 1

ロンドンの見世物 1

↑全3巻の大書。

パノラマの世紀

パノラマの世紀


幻灯の世紀―映画前夜の視覚文化史

幻灯の世紀―映画前夜の視覚文化史

これじゃなくて類書を読んだはずなんだけど題名が思い出せない!うー。

追記:後日、図書館で↑を探し、巻末記載の参考図書をチェックしてようやく詳細が分かりました:

ファンタスマゴリア―光学と幻想文学

ファンタスマゴリア―光学と幻想文学

覚えてた通りの題名だったのに、なんで引っかかってこなかったんだろう…不思議。