「殺人者は夢を見るか」って
なんだかP.K.ディックみたいなタイトルだなーと思ってたら、実は先日読んだ
「The Interpretation of Murder」の邦題だったのでした。全然違うのね。
●原書感想:http://d.hatena.ne.jp/shippopo/20070330/1175267420
- 作者: ジェド・ルーベンフェルド,鈴木恵
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/10/16
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未訳の洋書を読んだ後は自分で勝手に邦題をでっち上げてみる…というのが密かな愉しみでして、
特にこの小説に関してはいろいろと妄想が広がって、
「ここはやっぱりフロイトの知名度を利用して『Dr.フロイトの殺人分析』かっ?
いやいやいっそ大胆に東野圭吾風に『探偵フロイト』でどうだ!」
と独りで盛り上がってみたのですが(別にフロイトが主人公じゃないんだけど)
予想は大きく外れてしまいました…結構気に入ってたんだけど(←バカ)。
ところで読んだ後で知ったのですが、作中のヒロインの設定はフロイトの診察した患者の中でも
特に有名な症例が元になっていたのでした。あらー、ということは知ってた人には案外オチも
バレバレだったのかも?(予備知識を仕入れたくない人は下のリンク先を見ないほうがいいかも)
●「精神医学ゼミ講義録」より:http://homepage3.nifty.com/yamato-ryuuu/page040.html
- 作者: Jed Rubenfeld,Tamara Rapp,Friedrich Mader
- 出版社/メーカー: Heyne Verlag
- 発売日: 2007/02
- メディア: ハードカバー
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一足先に出たドイツ語版のタイトルは実は単なる直訳なんですが、一語でバシッと決まって意外とカッコいい。