小川洋子作品のドイツ語版


こちらは無料配布のタウン誌に紹介されていたもの。以前ハードカバーで出されていたもののペーパーバック化:


Hotel Iris.

Hotel Iris.


そのまんま「ホテル・アイリス (幻冬舎文庫)」です…ね。
小川洋子さんの小説は、以前(どの作品かは覚えてませんが)フランス語版を見かけたことがあったので、ドイツ語版が出ていてもそれほどビックリはしませんでした。


しかし、紹介文の見出しが「ロリータ小説」だし、カバー画も結構挑発的。そ、そういう話なんだ?(読んでない)勉強になるなあ(笑)。


改めて調べてみると、年に一冊くらいのペースでドイツ語版が出ていました。こういう地道な努力が大切なんですよね。参考までにドイツ語版と日本語版の表紙を並べてみます:



Das Museum der Stille (独) 沈黙博物館 (ちくま文庫) (日)


Liebe am Papierrand (独) 余白の愛 (中公文庫) (日)


Schwimmbad im Regen: Erzaehlungen (独) (日本語版:表紙画像なし)
短編3作による「妊娠カレンダー (文春文庫)」の中の一編「夕暮れの給食室と雨のプール」がドイツ語版では表題作に。残りの2編も収録されている模様。


Der Ringfinger (独) 薬指の標本 (新潮文庫) (日)