この作品もドイツ語版が
日本人作家のドイツ語版の話が出たので、ついでに。
もはや春樹・ばななの翻訳がいくら出ても驚きはしない今日このごろですが、先日買ったばかりの新刊情報誌「bücher」をパラパラとめくっていたら、この方のこの作品の紹介が:
- 作者: Hitonari Tsuji,Ursula Graefe
- 出版社/メーカー: Piper Verlag Gmbh
- 発売日: 2006/09
- メディア: ハードカバー
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えーと、私、辻仁成って実はほとんど読んだことがないのですが、題名から察するに「太陽待ち (文春文庫)」でしょうね。
しかし「bücher」誌の評価は5点満点の1点、とメチャ低。(この雑誌、一見ミーハーなのに結構中身は辛辣なのだ)「辻氏の哲学的フレーズの羅列はちっとも詩的じゃない」とか書かれちゃってたりして…だ、大丈夫?思わず心配になっちゃいます。
これってそんなにひどいの?そう言われるとかえって読みたくなってきちゃいましたよ(笑)。
あと、本屋の店頭で先日見かけてビックリしたのがこちら:
- 作者: Yasushi Inoue,Oskar Benl
- 出版社/メーカー: Suhrkamp Verlag AG
- 発売日: 2006/10/01
- メディア: ハードカバー
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井上靖の「猟銃」です。なんでこれが新刊コーナーに?と不思議だったのですが、翻訳自体は以前からあったようで、今回新装本として改めて発売されたみたいです。ふーん、それにしても井上靖とは。渋い。(ローマ字表記だと井上ひさしと間違えちゃう…)
こちらも未読なんで機会があれば読んでみたいです(もちろん日本語で)。