I・マキューアン最新作邦訳

いつもチェックしている「すみ&にえ」ほんやく本の新刊情報で知ったのですが、イアン・マキューアンの最新作「Saturday」が「土曜日」なる邦題で新潮社より刊行予定とか。ええっ!
いや、そのうち翻訳されるだろうとは思ってたけどまさかこんなに早く情報が入るとは。ポール・オースターより翻訳ペースが速いじゃん。(まあオースターは書く速度に翻訳が追いついてないという感じだけど…あちらは1年に1冊きっちり出してくるから)


具体的に何月発売という情報はないけれど、下記の小山太一氏のコメントを読んでも「あとは出すだけ」みたいな余裕を感じるんですけど。
それにしても最近はすっかり「マキューアン=小山訳」という公式が出来つつありますね。インタヴューも和気あいあいという雰囲気だし、作家と翻訳者の幸せな関係が築かれているという感じですね、いいないいな。インタヴューの雑誌掲載が楽しみです。


しかし、悠長なことは言っていられない。つい先日ペーパーバックを購入してしまったのだから邦訳が出る前に急いで読まなくちゃ!いや、みんなこのくらいのペースで翻訳されるんだったら、私だってわざわざ原書を買ったりしないんですよ(プンプン)。



【参考】
ブッカー賞作家イアン・マキューアン氏インタヴュー 聞き手 英文学科小山先生」(和洋女子大学

http://www.wayo.ac.jp/topics/interview.html