"The Dance by the Canal"(Kerstin Hensel)


うわあい1年以上振りに英語本を読みましたー:



Dance by the Canal

Dance by the Canal

情報は先日のヨーロッパ文学フェスでもらってきた冊子「New Books In German」から。一応該当サイトはまめに観ていたつもり…だったけど、最近は日々の雑用に追われてノーチェックだったみたいで。やっぱりたまには外に出ていろいろ刺激を受けないとダメですね。


幼少期は東ドイツ社会主義体制に、成長してからは統一ドイツの資本主義体制に翻弄される女性が、自分の生い立ちを自虐的な視点で綴った中編。内容は重すぎず軽すぎず、分量的にもそれほど長くないので英語リハビリにはちょうど良かったです。
この英訳本を出している Peirene Press もなかなか面白そうな出版社で、自分たちの選んだテーマに合致した欧州の現代文学を積極的に紹介しているよう。諸作品のkindle化も進んでいるし、ここから作品を探してみても良さそう。あとでじっくりリストを読み込んでみます。