先月読んだ本から

10月から新しい仕事に就いて、生活リズムも随分変わりました。読書は隙間時間を使ってなんとか確保してるんですが、なかなか感想を書くまとまった時間が取れない…(あとDVD&海外ドラマも観れない!)。でも書かないとやっぱり忘れてしまうので、来年はうまく時間をやりくりできるよう仕切り直したいなあ…。


というわけで今回は2月分、しかもかなりの手抜きで(それは前から?):

偉大なる時のモザイク

偉大なる時のモザイク

帰郷の祭り

帰郷の祭り

「偉大なる時のモザイク」「帰郷の祭り」:「風の丘」のカルミネ・アバーテの旧作。大手と違ってさほど宣伝していないせいか店頭で見かけるまで気づかなかったですが、地味ながらも良作なので「風の丘」が好きだった人は探して読んでほしいなあ。出版社同士もちゃんとタッグを組んで宣伝してほしいもんです。
風の丘 (新潮クレスト・ブックス)

風の丘 (新潮クレスト・ブックス)



ブラインド・マッサージ (エクス・リブリス)

ブラインド・マッサージ (エクス・リブリス)

「ブラインド・マッサージ」:昨年は海外文学でもアジア系ついにキタ!という盛り上がりで、今年もその流れは続いているはずなんですが、この本に限っては随分扱いが地味かなあ。意外性はないけど読みやすくて面白いと思うんですけどね。



森の人々

森の人々

「森の人々」:昨年大作「A Little Life」が話題になった著者のデビュー作。アン・パチェット「密林の夢」を連想させるSF風熱帯小説ですが、うーんこれならパチェットの方が上かなあというのが正直な感想。「A Little Life」は全く違う作風みたいのなので、これは是非読みたいんだけど(でもすごく長いから翻訳で読みたい)。
A Little Life: Shortlisted for the Man Booker Prize 2015

A Little Life: Shortlisted for the Man Booker Prize 2015

密林の夢

密林の夢



四人の交差点 (新潮クレスト・ブックス)

四人の交差点 (新潮クレスト・ブックス)

「四人の交差点」:安定の北欧系。女たちのたくましさと男の繊細さが胸に残る。



浮遊霊ブラジル

浮遊霊ブラジル

「浮遊霊ブラジル」:この人も安定して面白いので新作が出たら必ず読みます。


さて、次に更新できるのはいつになるかな?ちょっと考えねば。