先月読んだ本から
読みたい本が増えてばかりで困っております。予定が詰まっているので感想は簡潔に:
- 作者: イサクディネセン,Isak Dinesen,横山貞子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/12/18
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 舞城王太郎,MASAFUMI SANAI
- 出版社/メーカー: ナナロク社
- 発売日: 2015/09/19
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (3件) を見る
- 作者: マリオバルガス=リョサ,Mario Vargas Llosa,田村さと子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2015/12/21
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (7件) を見る
「竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記(日本文学全集3)」:まずは川上弘美が訳す「伊勢物語」が凄い。一見淡々と訳しているようで、奥に深い日本人の「情」(愛情、友情、同情、情念…)がある。堀江敏幸の「土左日記」訳はかなり大胆な試みで、最初は読みにくいかと思ったが読み始めると深みに嵌って抜けられなくなる。他の作品も粒揃いで、今の時点で全集から一冊選べって言われたらこれかも。
- 作者: トムヒレンブラント,Tom Hillenbrand,赤坂桃子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2016/01/27
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (6件) を見る
- 作者: ジュリアン・バーンズ,真野泰,山崎暁子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/01/22
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (7件) を見る
小説がらみの映像関連では「ウルフ・ホール」(BBCドラマ)を鑑賞:
- 出版社/メーカー: PBS
- 発売日: 2015
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
いやあ地味渋ですね…もちろん面白いんだけど、もともと原作もニッチを狙ってますからね。まずは過去の数あるヘンリー8世ものである程度予習してから観ることをお勧めします。しかしアン・ブーリンってやっぱりイヤな女だなあ。
さてさて今週末はtwitter文学賞発表ですね。順位そのものより投票作品全体を楽しみたいです。思わぬ掘り出し物、あるかなあ?