第5回twitter文学賞(海外編)を勝手に振り返る


◆結果詳細:http://matome.naver.jp/odai/2142516209073327001
まあこういうランキングは下の方がかえって面白いのよねーと、つらづら見返してしまいました。(ちなみに第1位は厚さに恐れをなしてまだ読んでません…はいこれから読みます)


ちなみに私が一票投じたのは『黄金時代』:

黄金時代

黄金時代

結果は第13位(7票)。出たのが11月末だったからちょっとプロモーションが足りなかったかなあ。もうちょっと上にいけるかと思ってたのですが。第12位の『剃髪式』、第17位の『エウロペアナ』と合わせ技で阿部賢一氏に何か賞をあげたい気分。今年も期待してます!
剃髪式 (フラバル・コレクション)

剃髪式 (フラバル・コレクション)

エウロペアナ: 二〇世紀史概説 (エクス・リブリス)

エウロペアナ: 二〇世紀史概説 (エクス・リブリス)


以下、私がひょっとしたらこっちに入れてたかも…という作品を挙げてみます:


ピース

ピース

『ピース』は昨年最初に「これに一票!」と思った作品。これは逆に出るのが早すぎた(1月)か…それで第2位は御立派&納得。


『コールド・スナップ』(第8位)はとにかくマイジョーとのマッチングが素晴らしかった。実はマイジョー本人が書いていた、っていうオチでも私は構わないよ!


霧に橋を架ける (創元海外SF叢書)

霧に橋を架ける (創元海外SF叢書)

『霧に橋を架ける』(第11位)は表題作より最初の2編が好き。


Q 上

Q 上

Q 下

Q 下

『Q』(第19位、1票)はもっと入るかと思ったんだけど…こういう歴史もの好きな人は多いはずだけど、宗教がらみで敬遠されたかな?


北斎と応為 上

北斎と応為 上

北斎と応為 下

北斎と応為 下

北斎と応為』ももっと注目されて良いはずなんだけど。私は「日本翻訳大賞」の方ではこれに投票しました。この訳は小川義高氏の『さゆり』に匹敵する労作だと思います。
さゆり〈上〉 (文春文庫)

さゆり〈上〉 (文春文庫)


密林の夢

密林の夢

『密林の夢』も注目されてないなあ。面白いのになあ(嘆)。


ペスト&コレラ

ペスト&コレラ

『ペスト&コレラ』、これが一票も入らないなんて!『黄金時代』読むまではこれに投票しようと思ってたくらい好きなのに!ああもったいない!


私のもらった文学賞

私のもらった文学賞

一応エッセイってことになってるので票は入れられなかったけど、『私のもらった文学賞』も資格があれば絶対候補に入ってた作品。意地悪でツンデレでたまりません。


国内編は全く勉強不足なのでこれから幾つか読みます…ではまた来年(?)。