「紅玉は終わりにして始まり」(ケルスティン・ギア)


図書館にて借出し:


紅玉は終わりにして始まり (時間旅行者の系譜)

紅玉は終わりにして始まり (時間旅行者の系譜)


原作はドイツ語で、三部作の第一作め。
ドイツのベストセラーリストにずーっと載っていて、そのカラフルでポップな表紙も含めて結構気になっていたので日本語で読めて嬉しー。


Rubinrot. Liebe geht durch alle Zeiten 01 Saphirblau. Liebe geht durch alle Zeiten 02 Smaragdgruen. Liebe geht durch alle Zeiten 03


中身は今風のキュートなタイムトラベルもの。平凡な今どきの高校生だったはずのグウェンドリンが実はタイムトラベラーの血を受け継いでいて…という流れ。謎あり敵あり友情あり、もちろんカッコイイ男子も登場して…と盛りだくさん。少女マンガのノリで楽しめます。
本国では映画も既に公開されているそうな:



主な舞台はロンドンなのでドイツっぽさはゼロ。正直BBCあたりが版権買ってたっぷりお金かけて映像化してくれたらもっと人気が出そうなんだけどな。まあ続編の翻訳&映画の日本公開に期待しよう。最悪ドイツ映画祭での公開でも良いよ!(ってドイツ映画祭自体が最近開催されてないけど…)