「新世紀の英語文学−ブッカー賞総覧2001−2010」
図書館にて借出し:
- 作者: 高本孝子,加藤洋介,池園宏
- 出版社/メーカー: 開文社出版
- 発売日: 2011/11
- メディア: 単行本
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副題の通り、2001年から10年にわたるブッカー賞受賞作に最終候補作も加えた中から
興味深いもの、話題性に富んだ作品を既訳・未訳に関わらず選んで詳細に分析しています。
私が真面目にブッカー賞を追いかけていた時期にぴったり該当するので(今はダメダメ…)
個人的に大変嬉しいというか読み応えのある内容でした。
ちなみに主に取り上げられている作品は次の通り(翻訳のあるものは翻訳優先):
いずれも書評ではなくあくまで論考なので完全にネタバレ状態ではあります。加えて単語一つ一つにも
こだわるような綿密な分析を試みているので、ちゃんと読み通した人じゃないと面白くはないかも。
その代り頑張って読んだ人には、自分とは違った視点から新たな発見が得られると思います。
決して一般向けではないですが、地道な英語読みのためにもこういう本はなくてはいけない、ですね。
- 作者: エマ・ドナヒュー,土屋京子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/10/07
- メディア: 単行本
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今自宅に控えているのは2010年の最終候補に残った↑。結構分厚い!
- 作者: Julian Barnes
- 出版社/メーカー: Jonathan Cape
- 発売日: 2011/08/04
- メディア: ハードカバー
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↑2011年の受賞作。書店で見たら結構薄くてすぐ読めそうだったので購入検討中。
しかし大御所バーンズ先生だし、翻訳がすぐ出るのでは?という期待もあったりして…。