日経ビジネス2009年11月23日号[特集:移民「YES」]
図書館にて借出し:
内容紹介:http://ec.nikkeibp.co.jp/item/backno/NB1517.html
先日読んだ『長寿大国の虚構』、もしくは『移民還流』と直接的に繋がる特集で興味深く読みました。
「外国人を雇うよりまず日本人の失業をなんとかしろ」という意見もありますが、クリーニング業で年越し派遣村から日本人失業者を
12人採用したのにほんの一週間で残ったのはわずか1人、という記事を読むと、本音と建前の差に言葉を失います。
現実に外国人労働者なしではやっていけない仕事が増えているのなら、やはりその人達が暮らしやすい環境を今から整えておいてあげないと
このままでは本当に必要になったときに誰も日本に来なくなっちゃうよ、という警告を重く受け止めないといけないと感じました。
移民・難民・外国人労働者と多文化共生 日本とドイツ/歴史と現状
- 作者: 増谷英樹編
- 出版社/メーカー: 有志舎
- 発売日: 2009/04/27
- メディア: 単行本
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同誌でもドイツの移民政策は「やや失敗例(笑)」という感じで取り上げられていたくらいで、日本政府がドイツの移民政策を
研究していると知った(http://pfadfinder24.com/neuigkeiten/index.html 2009年11月5日の記事参照)ときには
私も何でドイツ?と疑問に感じていたのですが、ひょっとして下手くそゆえのお手本というか反面教師として検討しようと
いうのかなあ…このレポートもそのうち目を通してみようと思ってます。