「骨」展(於:東京ミッドタウン)
先日訪れたテオ・ヤンセン展でも感じたことですが、私、昔から骨とかむきだしの構造系にシビれる質でして…。
同好の士は多いらしく、若い人たちを中心に結構賑わっていました。まあ場所も良いしねー。
●公式サイト:http://2121designsight.jp/bones/index.html
自然の骨格から人工物の構造まで、「骨」という概念から連想できるものを幅広い視野で捉えて構成された、刺激的な展覧会でした。
例えば動物の骨格標本の大胆なフォルムにため息をつき、
- 作者: 湯沢英治,東野晃典,遠藤秀紀
- 出版社/メーカー: 早川書房
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かと思えば、人工物の繊細な構造にひたすら目を凝らし。
X-Ray: See Through the World Around You
- 作者: Nick Veasey
- 出版社/メーカー: Goodman Books
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動く作品群も大変面白かったです。YouTubeで見つかった分から挙げてみると、
これ↑、よく見ると動きそのものは単純な回転運動なんですが、よほど各部分のフォルムが入念に計算されているんでしょう、
なんともキモチイイようなワルイような動きで、ずっと見ていて飽きません。実際にはもっと色々な動き方をしてますので
ぜひ現物を見て欲しいです。
自分の影が数秒遅れて映し出される、というこの時間差だけでも不思議な感覚なのですが、更にその影の形がマッピングされて
独自に動き出す…楽しくてついつい色々な動きを試してしまいました。みんな人目も気にせずヘンなポーズとってましたよ!
他にも座ったときの椅子のきしみを視覚化した作品とか、壊れたピアノを未知の生物の骨格になぞらえた幻想的な楽器など、
とても全部は紹介しきれません…作品説明の提示の仕方も未来的でカッコイイ(仕組みが分からないので上手く説明できません)
し、デートスポットとしてもオススメできます。ミッドタウンは緑が多くて気持ちいいです。