「天使の蝶」(プリーモ・レーヴィ)


図書館にて借出し:


天使の蝶 (光文社古典新訳文庫)

天使の蝶 (光文社古典新訳文庫)


化学者で、アウシュヴィッツの生存者でもあるレーヴィの、少し(S)不思議(F)な短編小説集。
随所に出現する優秀営業マンのシンプソン氏が「笑ゥせぇるすまん」に変貌するんじゃないかと勘ぐってしまいました。
理系の冷静さと文系の豊かな感性がきっちりと噛み合った作品集でした。



アウシュヴィッツの残りのもの―アルシーヴと証人

アウシュヴィッツの残りのもの―アルシーヴと証人

そういえばこの本の元になったのはレーヴィの言説だった…(と解説で思い出した)。もう一度読み直そう。