「イラクサ」(アリス・マンロー)


新居を整えるのに慌しい中でも、図書館利用手続きだけはちゃんとやってきました。
ついでに年末年始の休館に備えてたっぷり借りてきましたよ:


イラクサ (新潮クレスト・ブックス)

イラクサ (新潮クレスト・ブックス)


図書館にて借出し。
短篇集といっても一編一編の分量は結構あるし(中篇の一歩手前くらい)、内容も読み応えがある。
前回読んだ「Runaway」で気になったフェミニズム臭も今回はさほど感じられず、男性でも充分にその良さを味わえるものだと思う。
特に最後の「クマが山を越えてきた」などは、むしろ男性側の感想を聞いてみたい。


人生って、経験した一瞬の苦味を永遠に噛み締めていくことなんだなあと思ってしまいました。