「国家の罠」(佐藤優)


日本へ戻って最初に買った本。名前だけは良く聞いていましたが、書店の平積み台の一角が
ほとんど「佐藤優コーナー」になるくらい著作が山積みしてあるのにはビックリしました。
今ブームなのね:



国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)


内容も勿論興味深かったが、一番惹かれたのはこの人の「筋」の通し方。極めて論理的で明快、
更にいつも歴史的・国際的視野から物事を分析しているので些細なことでは自己が揺るがない。
かと言って常に冷静沈着ではなく、人間社会での「情」の大切さを熟知している。
こういう人はモテると思います(特に男に)。とりあえずもう一、二冊は読んでみたい。