「リバー・クイーン」(2005)

レンタルDVDにて鑑賞(英語音声・独語字幕)。
主演のサマンサ・モートンは「イン・アメリカ」がとても良かったので注目していたのですが
続いて観た「リバティーン」「Jの悲劇(この邦題もうイヤ…)」では今ひとつパッとしなくて
ちょっとハイソでスノッブな雰囲気より、もう少し過酷な状況下で芯の強いところを見せた方が
役が生きるんじゃないかなーと思ってました。その意味でこれはドンピシャの当たり役。


作品紹介監督&俳優インタヴュー (cinematopics)


役者陣から予想される以上にアイルランド色の強い話で(いきなり歌い出すのが「ダニー・ボーイ」だもんね)
考えてみれば中身だって「アイルランドの母は強し」の王道路線で、個人的には興味深いところも多かったですが、
主人公のサラはちょっと周りを振り回しすぎ…というよりは物語の展開上ここで振り回されとかないと
話が進まないから、みたいな強引さを感じました。もったいぶったスローモーションの多用も苦手。
ロード・オブ・ザ・リング」で有名になったニュージーランド大自然の映像は相変わらず圧倒的。