「スペシャリストの帽子」(ケリー・リンク)


古本で購入。今頃読んでるの?!と言われそうですが、


スペシャリストの帽子 (ハヤカワ文庫FT)

スペシャリストの帽子 (ハヤカワ文庫FT)


意外と自分とは「合わない」タイプの短編集でした。
私は心が狭いので、この種のちょっと不条理系というか不思議ちゃん的な展開は苦手なのです。
最初の2編が「妊娠小説」っぽいというか、それならちゃんと避妊しろよ!みたいな話だったのも
マイナスポイントだったのでしょうか。


割と好きだったのは「人間消滅」「私の友人はたいてい三分の二が水でできている」「ルイーズのゴースト」。
本国では新刊も出たそうですが、多分翻訳が出ても読まないだろうな…。