「プルートで朝食を」(2005)


DVDにて観賞。ニール・ジョーダン監督のアイルランドものと聞いたら、そりゃ観ないわけにはいきませんや!!


「プルートで朝食を」オリジナル・サウンドトラック ●公式サイト:http://www.elephant-picture.jp/pluto/


観始めてから主演の人が先日観た「ダブリン上等!」にも出ていたことに気がついた。ええーっ!全然雰囲気が違う。まさかこんなに化粧映えのする人だったとは!


今でこそ「性同一性障害」なる言葉も社会的に認知されるようになってきたが、映画の舞台になっている60-70年代、しかもアイルランドの片田舎という保守的なところでそれをさらけだすのは私たちが考える以上にシンドイことだっただろう。しかもあんなに繊細で優しい子がさ…(うるうる)。
あああ、どうか良い人に巡り会ってくれ、幸せになってくれえと祈るような想いでずっと観ておりました。できることなら代わりにお母さんになってあげたいくらいでした(え、ノーサンキュー?)。


60-70年代ファッションは実は苦手なほうなのですが、キトゥンちゃんのお洋服センスは微笑ましくてついニコニコしてしまった。特に前半、手作り感覚でキラキラボタンを施した制服なんて最高。あれ見ただけで「頑張れキトゥン!」と応援したくなります。