バスクの本屋さん


夏休みはスペインはバスク地方を中心にのんびり過ごしてきました。相方も私もお気に入りの場所で、もう何度足を運んだことか。


バスクにはスペイン語の他にバスク語も使用されており、地元の人々の民族意識を高めるための大切な言語となっています。近年では学校での履修も半義務化されているので若者もかなり喋れるようです。この辺、アイルランド(とケルト語の役割)とよく似ていて元来けるきち(ケルトきち●い)の私には大変興味深い。


必ず立ち寄る地元の本屋さん(http://www.elkar.com)バスク地方に拠点を持つチェーン店で、書店営業のみならずバスク語の本や音楽CDの出版にも力を入れている、極めて正しい本屋さん。もちろんスペイン語をはじめ各国語の本や雑誌もそこそこ揃えていて頼もしい限り。
最近はスペインにも大型マルチメディア・チェーンのfnac(http://www.fnac.es)がガンガン進出しているけれど、地元の振興のために頑張っているこういう本屋さんは応援しなければ。


画像はスペインの新刊情報誌「que leer」(http://www.que-leer.com)の最新号の画像。この雑誌の中でも3頁ほどですが、カタルーニャ語ガリシア語、バスク語の出版物に関する情報コーナーがあるところがやっぱりスペインらしいのでした。