ヴィヴィアン・ウェストウッド展
「NANA」のファンだから…というのは嘘ですが、元々モード系の展示を見るのは好きなので行ってきました:
● Vivienne Westwood: Prinzessin Punk (NRW-Forum)
http://www.nrw-forum.de/index.php?f_articleId=161
靴だけはロリータの憧れ、無理して買った黒い Vivienne Westwoodのロッキンホースバレリーナ(これならどんなロリ服にも合わせられる)で決めて、
(嶽本野ばら「下妻物語」文庫版 P.17)
英国ロックファンの私にとってヴィヴィアン・ウェストウッドと言えばずっと「パンクの人」だったので、「下妻物語」で上記の記述を読んだときはちょっと驚いた。
しかし今回の回顧展で良く分かったけど、この人のお洋服は一つのジャンルに拘ったものじゃない。パンクやロリータはもちろん、カントリーやらノスタルジー系やらクラシックなイブニングドレスやら、ありとあらゆるカテゴリーのお洋服がところ狭しと展示されている。
そしてどの服もみんな過激でキュート!かっこいいのだ!
個人的に特に面白かったのはスコットランドのタータンチェックを活かした伝統衣装系のお洋服。スコティッシュ・キルトもヴィヴィアンの手にかかるとこんなにお洒落になるのねー、と感心しました。
休日で久々の好天(ここ一週間ほどずっと雨でお陽さまを拝んでなかった)ということもあって、会場はかなりの混雑。でもとっても充実した展示で私の「女の子」心は大変満足いたしました。最近は全然そんな機会もないので手抜きしてるけど、たまには素敵なお洋服でバシッと決めたいなー。
(帰りはライン川河畔をぶらぶらと散歩して、気温は低いのについジェラートなど買い食いしてしまいました。やっぱりお天道様は偉大だ!)
- 作者: 嶽本野ばら
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/03/01
- メディア: 文庫
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ヴィヴィアンならヤンキーちゃんもOK?OK!でしょう。