コルネーリア・フンケ原作の映画

いまやドイツで最も有名な児童文学作家となったコルネーリア・フンケさんだけど、来年1月に彼女原作の映画が2本ドイツで公開される予定:


1本目は日本でもおなじみとなった「どろぼうの神さま(Der Herr der Diebe/The Theif Lord)」ヴェネツィアを舞台に身寄りのない子どもたちが活躍する話で、元々ヴェネツィア贔屓の私はその風景を見られるだけでも楽しみ! 2006年1月5日よりドイツ全国で上映。


●映画公式サイト(独語):http://www.herrderdiebe-derfilm.de

どろぼうの神さま

どろぼうの神さま




2本目は "Die Wilden Hühner"。「Hühner」はめんどりだが、ここではティーンの女の子グループを指している模様。初恋やら友情をわいわい確かめ合うガールズ・ムービーという趣きで、予告編を観る限りでは「どろぼう…」より田舎っぽいというか素朴な感じだけど、これまた楽しそう。 2006年1月19日よりドイツ全国で上映。


●映画公式サイト(独語):http://wilde-huehner.film.de

Die wilden Huehner

Die wilden Huehner


原作は未訳。ドイツでは沢山続編が出ている人気シリーズみたい。




上記2本はドイツでの製作だけど、英米でも大ヒットとなった「魔法の声(Tintenherz/Inkheart)」はハリウッド製になるそうで、フンケさん自身も既に一家でロスに移住してしまったそうだ。
ううーんそれは何だかつまらない、と思ってしまう私はちょっとドイツに肩入れしつつあるんですかね、やっぱり。



魔法の声

魔法の声


Tintenblut

Tintenblut

「魔法の声」の続編。これはすぐ翻訳も出そう?