「ナルニア国物語:第1章 ライオンと魔女」
出てくる子どもたちがあまりにぶさいく地味顔なんでどうしようかと思いましたが、やっぱり気になるから観てきました。
原作の雰囲気を損なわず、安心して観られる映画だったと思います。
…裏を返せば、それほどワクワクドキドキもしなかったということですが…最近のCGはなんでも出来るからなあ。特にビーバーさんをはじめとする動物CGは、精巧であればあるほど嘘っぽいというか「シュレック」ぽいというか。
大人(老人含む)の登場人物が少ないせいか、個人的に「萌え」の要素が少ないのがいけなかったのだろうか(って、アスランが白髪老人だったら良いのか?)。とりあえずタムナスさんに萌えておこうかしら、うふふ♪ 魔女役のT・スウィントンは好きな女優さんだけど、もっと綺麗&重厚&冷酷に撮れたような気がするし。これではK・ブランシェット奥方に負けちゃうよなあ。
細かいところでは、冒頭での映画オリジナルのエピソードがエドモンドと他の3兄妹との性格の違いを表していて良かったと思う。(でも飛行機のCGはショボイ…)
あと翻訳では「プリン」と意訳されていたTurkish Delightが確認できたのが嬉しかった!字幕にするときは、うーんやっぱり「ゼリー」が一番近いかな?「お菓子」とか「甘いもの」で誤魔化すという手もあるけど。
しかし日本では3月公開というのはいかがなものか。やっぱり冬に観るのがいいよこれは。だって○○○さんだって出てくるんだよう!
ライオンと魔女―ナルニア国ものがたり〈1〉 (岩波少年文庫)
- 作者: C.S.ルイス,ポーリン・ベインズ,C.S. Lewis,瀬田貞二
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/06/16
- メディア: ペーパーバック
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子どもの頃に一度読んで結構ハマッてたはずなんですが、先日映画に先駆けて再読してみたら
「箪笥を開けたらライオンがいる国だった」
という設定以外は全て忘れていたことが分かって我ながら呆然。
これを機会に全7作再読破しようかとも考えてたんだけど、今読んだら次の映画が公開されるまでにまた中身を忘れてるんじゃないのー?と不安…。