2005年ブッカー賞受賞作決定

やったー!久々にアイルランド作家の受賞であります:
http://www.themanbookerprize.com/pressoffice/release.php?r=20


The Sea

The Sea


下馬評ではジュリアン・バーンズが本命、対抗がカズオ・イシグロって感じでしたが、いや、バンヴィル先生なら私としては全く文句はないです。前作の「Shroud」はいかにもユーロピアーンな小説で結構私好みだったし、ペーパーバックが出るまで旧作をほじくりかえしてみようっと。


ジョン・バンヴィル インタヴュー(shortlist選出時のもの、英語)
http://uk.news.yahoo.com/hot/b/booker-prize/interview.html


アイルランド作家の作品としては1993年のロディ・ドイル「パディ・クラーク ハハハ」以来ということになります。ドイルも新作はコンスタントに出しているのだけど、今は新しい方向を模索中、という感じですかねー。こちらもそろそろちゃんと読まねば。

Oh, Play That Thing

Oh, Play That Thing