「荒野のマニト(マニトの靴)」

これ、日本でも上映してたんだー。
こんなしょーもない映画まで公開しちゃうなんて、日本人ってつくづく律義?だなあ(呆)。

荒野のマニト [DVD]

荒野のマニト [DVD]


ドイツ制作の西部劇パロディ映画、と聞いただけで頭が痛くなるような代物だが、恐ろしいことにドイツ映画史上最高の動員数(2004年の統計で約1100万人強)を記録しているというのは事実である。


内容は、ひたすらバカバカしいというか下らないというかしょーもないというか…まあ私は西部劇自体があまり好きじゃないので、西部劇ファンなら色々ツボにはまる部分もあるのかも知れん(そうかあ?)。
よっぽどの物好きか、ドイツ映画に精通したいと思う人以外は観なくてもいいです。私は、えーと、前者かな…?



(T)Raumschiff Surprise. Periode 1. Das Buch zum Film. Thesen - Hintergruende - Analysen
http://www.amazon.de/exec/obidos/ASIN/B0002NSZNE/
(上記画像は映画のオフィシャル・ブック ISBN:3802533259
監督&主演のミヒャエル・ヘルビヒの最新作は昨年公開された「(T)Raumschiff Surprise - Periode 1-」。観ての通りスター・トレックのパロディ。こちらも大ヒットで歴代2位の動員数(2004年の統計で900万人強)。ドイツ人って本当にパロディものが好きみたい。
私もこっちの方ならまだ面白さが分かる(というのもちと情けないが…)。
公式サイト:http://www.periode1.de (独語)



ヴィネトゥの冒険〈上〉―アパッチの若き勇者

ヴィネトゥの冒険〈上〉―アパッチの若き勇者


ヴィネトゥの冒険〈下〉―アパッチの若き勇者

ヴィネトゥの冒険〈下〉―アパッチの若き勇者

元ネタは19世紀にドイツで大人気を博したこの冒険小説(注:れっきとしたドイツ文学であります)。しかしこんなところに持ち出されるとはカール・マイさんもお気の毒?


参考:http://www.geocities.com/CollegePark/Bookstore/8285/may.html
カール・マイの生涯と作品について詳しくまとめてある日本語のサイト。勉強になりました)