「iPad vs. キンドル」(西田宗千佳)


新刊で購入:


iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏 (ビジネスファミ通)

iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏 (ビジネスファミ通)


未だにiPhoneどころかiPodすら持っていない私ですが、10年前に結婚して日本を離れるまでは電子書籍の動向には常に
注意を払っていました。なのでその辺の日本の出版事情から遡って現在のキンドル、更にはiPadまでの流れを丁寧に解説して
くれている本書は非常に読みやすかったです。タイトルは「vs.」ですが、趣旨が違うのでガチンコ対抗商品という訳では
ないんですね。大ざっぱな印象で言えば、キンドルが「文字主体の書籍」ならiPadは「ビジュアル重視の雑誌」という感じ。


iPhoneのアプリは面白そうなんだけど「電話」は要らないんだよなあ、と思っていた私にはiPadがちょうど良いのかも。
でも「本を読む」という機能に限って言えば、そりゃあそれに特化したキンドル型の方が使い勝手が良さそうだし…
うーんまだまだ悩みそうです。慎重派なのであと1年くらい様子を見てしまいそう。まあ早々に周囲のミーハーな
おぢさまの誰かが「へへへ買っちゃったあ」とiPadを披露してくれそうなので、その時触らせてもらおうっと。