「ミレニアム」3(スティーグ・ラーソン)


図書館にて借出し:


ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上


ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 下

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 下


第一部を読んだときはああ上質のミステリだなあ、と、それでも非ミステリ読みとして冷静に評価をしていた私ですが、
そこから第二部、第三部と加速度的に話が広がっていき、全て読み終わった今ではなんだか随分遠いところまで
連れてこられてしまった…としばし呆然。最終巻なんて半ば徹夜状態で読んでしまいました。だってだってどうなるのか
知らずにはおれないんですもの!


スウェーデンの現代史を詳しく知りたくなってきました。こうなると出版直前に著者が急死したのは、ひょっとして
ヤバい情報を握っていて消されたんじゃないの?とまで考えてしまいます。ありえない話じゃないでしょう。


前評判が高すぎたのでちょっと構えて読んでましたが、読み終わってみると予想以上の傑作でした。
普段ミステリを読まない人、そして多くの女性達に読まれてほしいものです。



●「「ミレニアム」第4部:スティーグ・ラーソンの未亡人は語る」(Rue89Japan):http://www.rue89japon.com/?p=2546


うわーんすごーく気になる!