「隠された記憶」(2005)
BS放送にて録画・視聴。監督はウィーン在住のミヒャエル・ハネケ:
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「この監督の作風はかなり意地悪」&「衝撃のラストカット」とは噂に聞いていたので、それ以上の予備情報なしで
臨みました。…いやはや。
観た後にジワジワーっと冷や汗が噴き出してくるような映画でした。自分にも覚えがあるちょっとした疚しさに
夢でさいなまれそう。うわー思い出したくない。隠す隠す!
個人の些細な体験から社会問題までを暗示する語り口の上手さ、作中に出てくるビデオ画像の処理の面白さなど、
予想以上に私好みでした。ただし他の作品はもっとエグイらしいので続けて観るかは微妙。
「衝撃のラストカット」は最初全然分からなくて、ネタバレ読んでから見直してようやく理解しました。
TV画像だから分かりにくかったのか?一度で分かった人は偉いですね…。