2007年ベスト


ドイツに来てから約8年、そろそろ戻る頃合いとなりました。


というわけで、只今絶賛荷作り中!なのであります。
今はもう本も映画も楽しむ余裕が無い、というわけで軽く今年を振り返って
しばらくまた更新をお休みさせていただこうと思います。


<読書編(読了順、リンク先は当時の感想)>

「パンク侍、斬られて候」(町田康):デタラメで大変よろしい。
「旅の時間」(吉田健一):やっぱり麻生太郎氏を見るとちょっとドキドキする(?)。
「灯台へ」(ヴァージニア・ウルフ):美しい。
「ある島の可能性」(ミシェル・ウエルベック):でも映画にはしないでほしい。
「聖母の贈り物」(ウィリアム・トレヴァー)国書刊行会さんありがとう。
「静かな大地」(池澤夏樹):池澤氏のイイとこが素直に出た作品。


小説以外では「食べる西洋美術史」(宮下規久朗)「『弱い父』・ヨセフ」(竹下節子)あたりが面白かった。
いずれも日本人ならではの視点でキリスト教と欧州社会を分析している。



<映画編(鑑賞順、リンク先は当時の感想)>

「Vaya con Dios」(2002):若き日のダニエル・ブリュール君萌え。この後ちゃんとDVD買いました。
「ボルベール<帰郷>」(2006):監督の世界はおばちゃんで廻っているのだな。
「パンズ・ラビリンス」(2006):主役の子はACミランネスタに似ていると思った。
「Tenacious D in the Pick of Destiny」(2006):こういうおバカな映画はしっかり応援しないと!
「ラブソングができるまで」(2007):昔はヒュー・グラント苦手だったんだけど。
「つぐない(Atonement)」(2007):中盤の長回しに感動(あれ?恋愛は?)。



新しい住まいは、ネット環境どころか人間が住める環境にするまで1−2週間はかかるというシロモノらしく、
ブログの更新なんて年明けかしら…と予想してみる。
まあネットカフェは近くにあるようなので、暇になったら足を運ぼうと思っております。
あと図書館も割りと近い(分館だけど)ので、こちらにはせっせと通うつもり。


それでは皆さん、良いお年を(早すぎ)。