「Ein Freund von Mir」(2006)


レンタルDVDにて鑑賞(独語音声・独語字幕)。日本では6月の「ドイツ映画祭2007」で
「僕の友達」なるタイトルにて上映予定:


●「ドイツ映画祭2007」公式サイト:http://www.asahi.com/event/de07/

(「僕の友達」の作品紹介文はこちら


グッバイ、レーニン!」以降、ドイツでは人気&実力No1の若手俳優ダニエル・ブリュール君。
片やちょっとエキセントリックな役をやらせたらピカ一の演技派、ユルゲン・フォーゲル。
この2人を共演させたらさぞや面白かろーなー、というアイデア先行で出来たような気がする作品でした。


静のダニエル・動のユルゲン、と対照的な二人ですが、実は「グッバイ、レーニン!」の監督である
ヴォルフガング・ベッカーがその前に撮った「Das Leben ist eine Baustelle」はユルゲン主演だったりして。
トホホな若者役が見事にハマッてましたっけ。


映画自体はちょっとナイーブ過ぎるのでは…と思いましたが(これがハリウッドなら「ファイト・クラブ」に
なるね!)ダニエル君のスーツ&ネクタイ姿や一瞬フルヌード(!)、更にはスペイン語で流暢に話す場面など
あったりするので、ファンならやっぱり観ておかないと。
あ、ユルゲンのフルヌードも二瞬くらいありますのでお楽しみ?に。



余談:今回のドイツ映画祭で他に観た映画は「FCヴィーナス」くらいかな…。
W杯便乗作戦丸出しのなんてことない娯楽映画だけど、怒る恋人の機嫌を直そうとC・ウルメンが捨て身で試みる
「寿司の男体盛り」に私は涙しました…やっぱり「素粒子」の科学者よりそっちの方が似合ってるよウルメン。