「風味絶佳」(山田詠美)

日本人向け図書室にて借出し:


風味絶佳

風味絶佳


出てくる女の子たちの大半が、頭も体もヨワそうな感じで気になった。
著者本人は表題作のグランマみたいにしゃきっとした人だと思うのになあ。文壇のグランマになるにはまだ早すぎますよ?


6つの短編の中で一番好きなのは「夕餉」かな。食欲と愛欲、そして著者があとがきでいうところの「描写欲」が存分に反映されている。どうも御馳走さまでした。