「ダブリン上等!」(2003)
「全くmauのやつ、最近はドイツやらバスクやらに浮気しよって、ワシらのことなぞすっかり忘れてしまったようだのう?」
「い、いいえっケルトの神さま、決してそんなことは!!」
…というやりとりがあったわけではありませんが、久々にアイルランド映画など。しっかし、随分ハジけた邦題ですねえ(原題は"Intermission")。
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チンピラのレイフ、失恋で落ち込みまくりのジョン、非モテのオスカー、不運な事故で失業のミック…と、なんともトホホな人生を送っているダブリン市民達の悲喜こもごも。復讐を遂げるために大それた?犯罪を企てるも、この面子では到底うまく事が運ぶわけも無し。
大勢の登場人物がどこかで少しずつ繋がっていて、ああーやっぱりダブリンと言ってもまだまだ田舎、みんながみんな顔馴染みの狭い世界でのどたばた騒ぎ。でもそんな繋がりがあるからこそ、最後に何だかホッとした気分になれるのかも。「トレインスポッティング」「スナッチ」ほどスタイリッシュじゃないところが逆に好ましい。
アイルランド好きにはリバーダンスやらクラナドといった小ネタギャグもあって、そのへんも楽しませていただきました。しかし訛りがキツイ!独語字幕にかじりつき(これもよくわからんのですが)でした。
気になったのは、彼らがしょっちゅう美味い美味いと飲んでいるコーヒー+ブラウンソース。あれはネタですかね?本気にして試したらバカ?
ところでW杯が終わったばかりというのに、サッカーは今週末からは早くも「ユーロ2008」の予選が始まります。奇しくもアイルランドはドイツと同じ予選グループで、しかも初戦対戦。私はもちろん緑のユニを着て応援するつもりです。
当然周りは敵ばかりですが、そんなことにくじけるヤワな私ではありませんことよ!よく見ていてね、ケルトの神さま。