「Edelweisspiraten」(2005)


レンタルDVDにて観賞(独語音声・英語字幕)。
●映画公式サイト:http://www.palladiofilm.de/palladio/ewp/
●DVD情報(Amazon.de):http://www.amazon.de/gp/product/B000F1IIIK/


恥ずかしながら、つい最近まで「エーデルワイス海賊団」の存在自体を知らなかった。第二次大戦時にナチスに抵抗した青少年グループの一つだが、特に組織だった抵抗勢力ではなく、自然発生的なものだったらしい。


こんな本も出ている:


エーデルワイス海賊団―ナチスと闘った青少年労働者

エーデルワイス海賊団―ナチスと闘った青少年労働者



検索で見つけたこの本のレヴュー(http://normal.jpn.org/diary/archives/2005/06/post_45.html)が傑作だったので、こういうアナーキーサブカルっぽい映画だったら良いなあ、とちょっとだけ期待したけど、中身はやっぱり普通の戦争映画でした。


しかも題名に反して海賊団そのものの話がメインではなく、海賊団の一人である少年と、彼らが助けた囚人との交流→敵対(恋敵!)が主筋だったのでちょっと拍子抜け。
出来は、うーん、暗くて地道で最後は悲惨…まあ題材が題材だからしょうがないのか…。でももう一ひねりあっても良かったような…。