「Auf Herz und Nieren」(2001)


デパートのワゴンセールで4ユーロで購入。


●公式サイト:http://www.herz-und-nieren.de
●DVD情報(Amazon.de):http://www.amazon.de/exec/obidos/ASIN/B000088T25



ヤバい話にうかうかと乗ったばかりに多額の借金を背負ってしまった腐れ縁の4人組。最後の手段として臓器売買に手を出すことにしたが、さて一体、誰の心臓を売ればいいのやら?


製作は「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア [DVD]」のティル・シュヴァイガー&トーマス・ヤーン。ただしティルは今回は裏方のみで出演はしてません。


ティル・シュヴァイガーと言えば、ドイツではモテモテの男優さん…のはずなのだけど、何故か私の周りの日本人女性達にはあまり評判がよろしくない。ちょっとケーハクそーな感じがいかんのかねえ。


私「えーでもドイツ人の中ではカッコイイ方じゃない?」
友「ダメですヨ mauさん! なにもわざわざドイツ人の中からカッコイイ人を探さなくても良いんですヨ!」
ま、まあそうなんですけど…。!(ちなみにその友達のダンナはドイツ人)


肝心の映画ですが、これはもうモロに
「すいませーん僕もガイ・リッチーみたいな映画撮りたいんですけど良いですか?」
という意図がまるわかりのお話。
男の子って「スナッチ [DVD]」みたいなのがやりたくてしょうがないのよね。まあ分かる気もするけど。


一般的に評判悪い作品ですが、家でダラダラ観てる分にはそれなりに面白かったです。でもまあ、あと10分くらいは編集で短くできるかな?


結構お気に入りの歌手 Xavier Naidoo (ってカタカナ表記だとどうなるの?グザヴィエ・ナイドゥ?)が変なインド人役で出てきたのには思わず吹きだしてしまった(オープニングテーマが彼の歌)。はっきり言って筋書としては全く必要ない役(笑)だけど友情出演ってことなんでしょうね。全くもう、そんなことしてるから4ユーロで売られちゃうんだよ!


Zwischenspiel/Alles Fur Den...

Zwischenspiel/Alles Fur Den...



ティルの最新監督&主演作「Barfuss(裸足の女)」は今年のドイツ映画祭で上映されるみたいですね!私もそのうちDVD借りて観てみます。なんだかんだ言ってやっぱり嫌いじゃないんで。
ドイツ映画祭2006 公式サイト:http://www.asahi.com/event/de06/