「ギルバート・グレイプ」

廉価版DVDが出たので購入して観賞。
初めてこの映画を観たのは何時だろうか。まだディカプリオが「レオ様」じゃなかったのは確かだ。


前回観たときは「どこにも行かない/行けない」ギルバートの境遇に色々共感したものだが、今回はもっと複雑な思いで観賞した。多分日本は離れたものの「どこにも行きつけてない」今の私の苛立ち(というと大げさだけど)が、ギルバートの立場とはズレてきているからなんだろう。少し時間を置いて観ると、また印象も変わってくると思う。


しかし個人的に一番ショックだったのは、ギルバートのママを見て
「あれ?大してデブじゃないじゃん?」
と思ってしまった事だった。
やはり普段からジャーマン・デブを見慣れてしまっているせいだろうか。ううーん。