最近読んだ本から

あけましておめでとうございます。

今年の読み初めはこちらの一冊から:

炎の色

炎の色

 

 『炎の色』:ゴンクール賞受賞作『天国でまた会おう』の続編となる作品。とはいえ前作を知らないと話が分からない、というわけではない。前作より一層大胆に仕掛けてきたという印象で読後感は爽快。お正月にはちょうどいい読書となりました。一応三部作構成ということなので、次作で完結とのこと。

すでに前作は映画化されて日本でも一般公開目前、ということでこちらも楽しみ。

tengoku-movie.com

仮面が予想以上にキテレツで私好みだわー、いいわー。

天国でまた会おう

天国でまた会おう

 

いろいろ忘れてる部分も多かったので近々再読予定。

(1/13「天国でまた会おう」再読。映画の予告編観て、あれアルベールってこんなおっさんだったっけ?と思ったのだけど、やっぱり原作では30歳前後の気弱な青年という設定でした。でも30歳にしてあの面倒見の良さはちょっと出来すぎだと思うので、これまで色々うまくいかなかった人生にここで一発大逆転、みたいなおっさん年齢の方が確かに説得力あるかも。映画の監督が主演もやりたかった、という現実的な理由も多分にあったんだと思うけど、これで映画は小説とはまた違った楽しみ方ができそうです)