最近読んだ本から

今回はまずドイツ括りで:


ヒトラーの試写室 (角川文庫)

ヒトラーの試写室 (角川文庫)

ヒトラーの試写室』:ナチスの映画好きや日独共同映画「新しき土」には前から関心があったので、もっと面白く読めると思ったんだけど…うーん? 主人公があまりに物語の展開に都合のいい役割で、魅力に乏しいのが惜しい。脇役の円谷の方がやっぱり気になっちゃいますね。


『「新しき土」の真実』:、というわけで、上記の関連資料として読み始めているわけですが、事実は本当に小説より奇なりで非常に興味深いものがあります。あとやっぱり孫引き資料は信用しないこと、と肝に銘じました。



メルケルと右傾化するドイツ (光文社新書)

メルケルと右傾化するドイツ (光文社新書)

メルケルと右傾化するドイツ』:メルケルの生い立ちをたどりながら、彼女の理想主義的采配の反動でドイツという国が右傾化に進んでいるという、ちょっと回りくどい主張。メルケルはこの難しい状況下で良くやってる方だと思いますけどね。



ナチスの「手口」と緊急事態条項 (集英社新書)

ナチスの「手口」と緊急事態条項 (集英社新書)

ナチスの「手口」と緊急事態条項』:政治や憲法について語るにはこのくらい丁寧に論を重ねなければいけない、という好例を見せてもらいました。


ほかにもいろいろ書きたいことがありますが、ここで一旦休憩。