最近読んだ本から
最近、気になっている流れで:
昔からウィリアム・モリスは好きで、彼の社会主義的な運動も当然知っていたのだけれど、現代の潮流に合わせて捉えなおすと、なるほど確かに分かりやすく面白い。
彼らの活動を「空想的社会主義」と言い捨てたエンゲルスだけど、結局マルクス&エンゲルスの運動も壮大な空想の産物だった、ともいえる現在の状況で、もう一度社会主義の原点に立ち返ってみることは必要のように思える。
自分に故郷というものがないせいか、どうしても地方復興に関しては一歩引いた感じで見てしまうのだけれど、モリスの視点を重ねることでちょっと取っ掛かりがつかめたような気がします。
小野二郎氏のこの本は、学生の頃によく読んでました。懐かしいなあ。