最近読んだ本から

三田文学 2018年 08 月号 [雑誌]

三田文学 2018年 08 月号 [雑誌]

 

【詳細】三田文学134号 特集 越境するドイツ 

雑誌「三田文学」2018年8月号:ドイツ特集だったので読んでみました。

イリヤ・トロヤノフの短編は短すぎて、私の好みでもなく残念。もっと紹介されてほしい作家なんだけどなあ。

世界収集家

世界収集家

 

 英語版を読んで感想を書いたのってもう10年近く前なのか!ちょっと茫然。

shippopo.hatenablog.com

 

先日刊行したトーマス・メレ『背後の世界』の抄訳が読めたのは良かった。著者は近々来日ということで、機会があればイベントに参加したいと狙ってます。

背後の世界

背後の世界

 

◆参考:ヨーロッパ文芸フェスティバル:https://eulitfest.jp/

 

ノーチェックだったアバス・キダーの作品「ナス共和国行きの手紙」抄訳と、訳者・浜崎桂子氏の解説が、移民に揺れるドイツの現在を的確に捉えていて興味深かった。これ全訳が出ると良いなあ。

ドイツの「移民文学」:他者を演じる文学テクスト

ドイツの「移民文学」:他者を演じる文学テクスト

 

 これもそのうち読んでおきたい。