最近読んだ本から
雑誌「三田文学」2018年8月号:ドイツ特集だったので読んでみました。
イリヤ・トロヤノフの短編は短すぎて、私の好みでもなく残念。もっと紹介されてほしい作家なんだけどなあ。
英語版を読んで感想を書いたのってもう10年近く前なのか!ちょっと茫然。
先日刊行したトーマス・メレ『背後の世界』の抄訳が読めたのは良かった。著者は近々来日ということで、機会があればイベントに参加したいと狙ってます。
◆参考:ヨーロッパ文芸フェスティバル:https://eulitfest.jp/
ノーチェックだったアバス・キダーの作品「ナス共和国行きの手紙」抄訳と、訳者・浜崎桂子氏の解説が、移民に揺れるドイツの現在を的確に捉えていて興味深かった。これ全訳が出ると良いなあ。
これもそのうち読んでおきたい。