先月読んだ本から

相変わらず海外ドラマばかり観ていて我ながらあきれる(汗):


ギケイキ:千年の流転

ギケイキ:千年の流転

「ギケイキ」:つまりは町田康版「義経記」。「宇治拾遺」はあくまで翻訳、「ギケイキ」は創作と先日のイベントで著者が強調していて、もちろん基本的な筋書きはオリジナルに忠実だけど、ところどころブッ飛んでいてグイグイ読ませる。まだまだ物語序盤というところで一冊終わってしまったので続きを楽しみに待ちます。


罪の終わり

罪の終わり

「罪の終わり」:読み始めてから実は前日譚(「ブラックライダー」)が存在することに気づいたという…。これだけだと情報過多な出だしに比べて割とあっけなく終わってしまった感じがするので、「ブラック…」の方も近々読んでみようと思ってます。


というわけで読書はどちらも中途半端な読後感。せっかくなので原作付の海外ドラマにも一言:



「私立探偵ジャクソン・ブロディ」:GYAOの無料配信時に視聴。原作↓も色々混みいっていて面白かったけど、ドラマの方もエディンバラの美しい風景を上手く取り入れつつ複数の事件が並行して語られて見応えあり。原作未訳分も早く翻訳されると良いなあ…

探偵ブロディの事件ファイル

探偵ブロディの事件ファイル

…と思ったら新刊紹介見つけた!

となると、今度はドラマをDVD化してセット売りしたいですね。